システム運用保守

従来型運用保守からDX時代の運用保守まで幅広くサービスを提供致します

DevOpsとITILの適用領域

 日本瑞友はスピード重視型のDevOpsと品質重視型のITILの二つの運用保守形態を提供いたします。

DevOps

 DevとOpsのそれぞれのミッションは、どちらも「システムによってビジネスの価値をより高めるだけでなく、そのビジネスの価値をより確実かつ迅速にエンドユーザーに届け続ける」ことです。

 日本瑞友は組織文化を尊重した上で、適切なツールを駆使してビジネス価値を高めてまいります。

組織文化

①尊敬
 役割は違うが、相手のことを心から思いやり、互いの能力や功績を評価する。
②信頼
 自分以外の皆はすべて優秀と認めて信頼し、自分の仕事も任せられるようにする。一番避けるべきは、この仕事は自分にしかできないと抱え込むこと。
③失敗に対する健全な態度
 挑戦には時に失敗はすることもある。ミスだと責めない健全な態度が必要である。
④非難を避ける
 問題が発生時に相手を非難するのではなく、同じ問題発生をどう防ぐのか生産的な議論を行ない、ともに解決策を考える。

ツール

①インフラ構築の自動化
 Dockerなどのツールでインフラの構築を自動化する。
②バージョン管理の共有
 GitやSVNなどのバージョン管理システムを開発と運用で共有する。
③ワンステップビルド&デプロイ
 ツールやサービスを用いて、ビルドやデプロイを自動化する。
④機能フラグ
 システム内の機能の有効/無効をフラグで管理する。
⑤メトリクスの共有
 取得した様々なメトリクス(計測値)の結果を共有する。
⑥IRCとIMロボット
 チャットボットなどで自動的にログ、アラート内容を投稿する仕組みで情報共有する。

ITIL

ITILの対象は、サービスの企画・構築・運用というシステムライフサイクルに沿って、5つのカテゴリに分類されています。

・サービス戦略
・サービスデザイン
・サービス移行
・サービス運用
・継続的サービス改善

 ITILは、IT運用管理の実践規範を詳細かつ幅広く網羅しています。完全に導入できれば真に効果的なPDCAのサイクルを確立できます。ただ、その記述が非常に詳細であるため、はじめから完全に導入することを目指すのではなく、ITSMの全体像を意識しながら段階的に取り入れる方が良い。ITILでは「3つのP」と言われる次の3つのバランスに配慮した導入を大切にしています。

  • Process(プロセス)
    業務のやり方を高度化する、役割と責任を最適化する
  • Person(人)
    業務に携わるメンバーのスキルが向上する、姿勢やモチベーションが向上する
  • Product(ツール)
    ツールにより効率性が向上する、ツールにより業務統制力が高まる

 3つのPの適切な割合は4対4対2と言われ、どれか1つだけに注力してもITIL導入効果は期待できません。つまり、業務プロセスの改善・実務者への教育・適切なツールの採用などをバランス良く実践することが重要です。